20151126
『高速道路でチェーンが切れちゃいました~』
半年ぶりに入庫した若者のNinja250は悲惨な状態でした。
「この前の点検から1,000キロしか走ってないのにまた点検ですか!?」な人もいれば、こんな風になってからでないとお店に持ってこない人もいます。
チェーンが(外れて)切れた原因は偏伸び(カタノビ)です。
※偏伸びについての私の考察は別で書こうと思ってます。

今日はこんなNinja250のブレーキを清掃&グリスアップし、サイドスタンドの曲がりをプレスで治して、補強の肉盛り溶接をしました。
肝心のチェーン&スプロケットは明日部品が揃って修理完了の予定です。

W800のオイルクーラー・まとめ

W800_201308_Cooler_off.png
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『W800用のオイルクーラーを造りたい』という提案にACTIVEさんが動いてくれることになり、オイルクーラーの効果を測るためにも、まずは現状を・と実際にその油温を測定したのが2013年8月。
最高気温38℃の猛暑の中でデータロガーを用いて測定したのが上のグラフです。
高速道路上での外気温は40℃という暑さで、100Km/h前後で走っていても暑さで目まいがしそうな状況の中W800のクランクケース内の油温は140℃を記録しました。
ほぼ同様の暑さの中、信号ダッシュを繰り返した市街地で測定した私のW650では最高油温は126.7℃。やはりW800はRR油温計の値と同じように20度前後は温度が高めのようです。
※シリンダヘッドの温度はスパークプラグ取り付け部周辺の温度でシリンダヘッドそのものの温度ではありません。

W800_20150529.png
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そしてずいぶんと時間がかかってしまいましたが、実際にオイルクーラーを取り付けて測定を始める用意が整った今年、再度オイルクーラーなしの状態で測定したのが上のグラフ。
2年前の記録とは外気温度と測定をした時間も違いますがほぼ予想通りの温度データになりました。
すぐにオイルクーラーを取り付けた状態で同じように測定ができればよかったのですが残念ながら時間と天候のために後日の測定になりました。(下のグラフ)
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W800_OilCooler_ON.png
朝5時から11時頃まで約250キロほどの工程で実際にツーリングに使用して測定したデータです。
※誤字【方正峠→放生峠】
早朝からの走行のために外気温度は低めですが帰路の高速道路はオイルクーラー無しでの測定時とほぼ同じ30℃前後で、速度も幾分高めのために条件的には高温になる要素が大きいのですが油温は110℃程度で安定しています。
高速道路を下りて一般道を走った時には走行風が減ったために油温が上がりました、オイルクーラーが機能している証拠です。
※オイルクーラーなしの状態では高速道路を下りると油温は間違いなく下がります。

今回、こうやって実際に数値を測ってみて改めて気が付いたことは、自分も含めほとんどの人が真夏の渋滞路で感じているように『あ゛~! オーバーヒートしそうぅ!!! 早く走って冷やさなきゃぁ!!!』は大きな勘違い・ということ。
冷やすつもりでガンガン飛ばすとスロットル開度に比例してしっかりと油温も上がってしまっているのです。
冷やしたければ、【渋滞時ならアイドリングを下げる】、【エンジンを停める】、【静かに走る】、オイルクーラーなどの冷却装置を持たない空冷エンジンはこれが一番効果的だということです。

空冷エンジンの冷却性能はエンジン自体の表面積に比例し、より表面積を増やし且つ効率的に空気を導入するためにフィンがあるわけですが、空気による冷却がどれ程のものかはエンジンの姿を見れば解かる様に【走行風が当たる側・当たりにくい側】極端な形の違いがありませんよね。
走行風が当たることで相当な冷却効果があるのであればエンジンの前後ではそれ相当の形状(必要な表面積等)の違いがあるべきなのですが大きな違いは無いといっていいのがほとんどです。
個人的に想像することなのでデータも何もありませんが、走行風が冷やしているのはエンジンの極々表面であってエンジン全体からの放熱量がその冷却量のほとんどだと思っています。

今回オイルクーラーを装着したW800で走ってみて感じたこと・つまりオイルクーラーの効果は、【エンジンの音が静かになる】と【ギヤチェンジのフィーリングが良くなる】の2点。
特に【ギヤチェンジのフィーリング】はすごく顕著です、明らかに違いが判ります。
W800はチェンジの感触がグリグリとした渋い感触があります、使うオイルによっては多少違いがありますが、ヒート気味になるとやはり硬い・渋い感触があり、昔乗っていた空冷GPz750Fを思い出してしまいます。

オイルクーラーの形状や取り付けについてはWシリーズのデザイン上とっても難しいところがありますが、今回テストしたW800(650も含む)用オイルクーラーはまずはACTIVEさんから発売の予定です。(価格等は現時点(6月)では未定です。)

次回はオリジナルのクーラーコアの形状や取り回し、そして取り付け箇所についてテストしていきたいと思っています。
また何か進展がありましたら紹介していきます。

12月6日(土曜日)
来た来たぁ! 12月初旬の突撃寒波。
一気に真冬の感。今名古屋でも降っています・雪

そんな中、ニュースを見ていたら口がポカンと開いてしまうような報道が、。

『山谷えり子防災担当大臣が声明を発表:雪が降っているときは不要な外出を避け、冬用タイヤの装着を・・・』

これ、わざわざ大臣声明なんて発表することですか?いや、大臣が声明を出したとしてもわざわざテレビで報道することでしょうか???
ビックリですわ! よほどヒマなんでしょうか?他にもいっぱいあるんじゃないの必要なニュース。

最近は専門チャンネルばかりですが、時々は見ますよニュース・というか一緒にやってる天気予報見るためですけど、
やっぱり天気は重要ですからね・・・釣には(^^;


ChipStop_W.jpg
初代(W650用)チップストップは実はカワサキ純正用品のエンジンガードやキャリヤなどを造っていた大阪の工場で造っていた。
実際に工場を見たわけでもなく、会社の規模を聞いたわけではないけれど、年に数回の電話には事務なお姉さんや、営業マンが出るわけではなく、やさしい大阪弁のおばちゃんが『ああ、めいせいさんね、いつもお世話になってますぅ』と言って、すぐに社長を呼んでくれる、そんな町工場。
奥さんと社長、そしてまた同じような年齢の職人さんが数人といった感じの町工場。

試作一発目でまさに求めていたそのものの製品を造ってくれた社長は私が求める機能や質感、細かい部分の仕上げまでもが電話で話すだけでイメージできる本当の職人さんでした。

そして今年、在庫が無くなったために追加での製作をお願いしようと電話をしたところ、『もうこの7月で廃業をきめたところでねぇ。。。私ももう74になりますねん・・』とのこと、社長の声は申し訳なさそうでした。

今、W800関係のキャリヤやエンジンガードが欠品中なのは廃業前にたくさん造ってあった在庫品がついに完売してしまったからですね、。

どんどん消えて行ってしまう職人さん、技を継承する人がいないのは私たちの整備業界も同じくです。
JRの貨車整備でも全く同じだそうです。
安給料で危なくて汚くてきつい所謂3K、そして光を浴びることも少ない地味な仕事に後継者がいなくなるのは当たり前のことですが、、。ですが、気が付けよ!そろそろ。 でないととんでもないことになっちゃうよ!
いったいこの国はどうなってしまうんでしょうか。

しかし、何もかもがお先真っ暗かと思いきや、頼もしい若者もいることがわかりました。
現行チップストップは若者の行動力ですぐに増産、新しいバージョンまで造りました。

そして、ここ数年のNinja250。
名西カワサキでも例外なく20歳前後をはじめ若い人たちが急増しました。
みんな素直だし真面目です。しかし反面、そんな若い人たちを全く助けていない社会や政治に腹が立ちます。
マスごみ!に至っては『消えて無くなれ』です。

あ~ぁ、愚痴ってしまうなぁ・・・

ま、こんなめんどくさい話をNinjaの若い子に話したりはしませんよ!
頑張ってうまく走れるようになるよう指導いたします。

Ninja H2

NinjaH2
カワサキでは『マッハみたいなバイクを造っているみたい』そんな噂を耳にしたのは5年ほど前。
『あの噂のバイクは14Rだったのか!?』
『Z1000じゃないのかな???』
ニューモデルが登場するたびに『コレか?』と思っていたのですが、H2のことだったみたいですね。
やっと腑に落ちました。

税込270万円
注文するかどうか迷いましたが、発注受付開始日の朝プルダウンメニューに【ZX1000NFF】という型式を見た時には迷わずにポチットなしてしまいました(汗)

ご予約を頂いているわけでもないので在庫車となります。
予想よりも早く来ちゃったらどうしよう・・・ちょっと心配です。

国内に入ってくる台数は300台位、海外含めて合計で1600台くらい造るそうですが、利益が取れる台数ではないそうです。

友人の話では『かなりデキがよいらしいぞ!』とのこと。
個人的にも欲しいのは当たり前ですけど・・・
ハイエース買うこと思うと買えるんですけど・・・
簡単には買えないです(><)

とあるジャーナリストが『今更300馬力のバイクを造っても何の意味もない』とか批判めいたことを書いてましたが
永年この業界で仕事をしている人がこんなことを言うなんて・と、がっかりしました。
興味が無いのでしょうけど、興味が無いのなら批判なんかするなと思います。

話がそれた!

もし自分がこのバイクを買えたなら、天気のいい休みの日にフラっと走りに行き、きれい磨き上げて
ピカピカに光るバイクを観ながらお酒を呑む、そんな感じになりますかね。
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