新緑の冠山峠

五月晴れの休日。
慣らしも終わり、エンジンオイルもお気に入りに交換したVersysで冠山峠を目指しました。
ん十年ぶりでしょうか?
おぼろげな記憶の中の景色は完全にリセットされました。
峠の入り口までの酷道は、当時まだ無かった徳山ダムに沈み代わりに湖上のハイウェイになっており、林道入り口ではトンネル工事が進み、現場の交通監視のオジサンからは『峠は通れないよ』の言葉をいただきました。
少し登ると谷筋に雪渓が出てきて、ずいぶん昔この雪渓に登って雪を触っていた時に財布の落とし物を見つけてビックリしたことを思い出しました。
当時岐阜に住んでいたので帰ってから近くの派出所に届けて落とし主さんからお礼を頂いたわけですが、話を聞いたら同じように雪を触りに登ったとのことでした。
写真の場所が同じ所かはわかりませんでしたが、何となく記憶の中の景色と重なってきます。
しかし、新緑は見事です。
この季節は森の生命力をいっぱい分けてもらえて気が満たされます。

峠近くの岐阜県側。
ドローンを飛ばしてみました。

5分ほど追尾させてみましたが録画スイッチは押し忘れるわ、高度設定ができていなくて途中で追尾が終了してしまうわで、まだまだ使い込まないといけないなぁと実感。

こちらは福井県側。
ブナの新緑が見事です。
冬の厳しさを生き抜いたブナの樹形は本当に見事でカッコイイ。(こんな感覚同感できる人いるのかなぁ? ^^;)
この冬は日本海側での豪雪がニュースになりましたが、湿り気の多い重い雪でブナ巨木がたくさん倒れていた様子で、取り除かれた土砂と倒木が道路脇に数か所ありました。

今回ドラレコも付けました。
MITSUBAのEDR-21Gです。
帰ってから動画も見ましたが、これはなかなか良いですね。
感度調整など何の設定もしていなかったので付属の16GBは簡単に満タンとなり上書きされて肝心の峠部分の動画は残っていませんでしたが、動画の質や手動録画ができたり設定も簡単だしカメラも小型で優れモノだなぁと感じました。
そして、4回目で1,200Kmを走破したVersysですが、ますます気に入りました。
慣らし完了を最も感じたのはサスペンションで、基本硬めの設定なのですが新車時に比べて明らかに初動の角が取れてカツンカツンがポコンポコンに変わった感じ、うーん、うまく言えないけどパリパリの煎餅がちょっと湿った感じですかね? ま、個人的にはかなりお気に入りです。
ダートの走行が多くなったらもっとソフトにしないといけないと思いますが、コケたら起こすのがしんどそうなのであんまり行かないようにします(^^;
お気に入りのエンジンオイルに交換したのでミッションのタッチの変化があるか期待しましたが、やはりミッションは時間がかかりそうですね、当然かもしれませんが大きな変化は感じませんでした。

久しぶりに乗りたくて仕方がないバイクになりそうで、いじりたい欲も出てきました。
今回はハンドガードを付けてみました。
私はあんまり気にならない方ですが、Versysのハンドルにはバーエンドも含めて350グラムほどのバランスウェイトが入っています。
確かに250ccだけあって、高周波の振動があるといえばありますが、奇妙な形状のバーエンドとウェイトを取り去って代わりに取り付けたハンドガードでどう変わるのか、次回はそれも楽しみです。
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