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季節外れの冷たい雨がそぼ降る深夜11時。

半開きのシャッターの外からコンコン! と硝子戸をたたく音。
見ると、何やらカッパ姿の怪しい(その時はそう思いました)男が、

『おいおい、なんだよ~』 また酔っ払いか何かかぁ・・・

『なんです? どうしたのかな??』

「あの、、 スクーターで転んでしまって、、、それで前の方が壊れて押して来れないんで、、、川の向かいから歩いてきたら開いてたんで、、、」
「それで、あの、転んだ時にキーも飛んで行ってしまって、、、、」
「マイナスドライバー貸してもらえませんか、、、?」


『え゛ー!?、マイナスドライバーで何すんのさ!?』
『そんなことしてエンジンかけたって、押せないバイク乗って行けないじゃないの!』


「いや、、あの、、シートの下に荷物が入ってて、、、家の鍵もそこにあるんで、、、」

事情を聴いて、仕方なく車載工具のマイナスドライバーを探して出すと、「もっと大きいのないですか?」

『おっきいの!?、駄目だよそんなの、高い工具は貸せないよぉ、だいたいカギ穴の大きさよりでかいドライバーどうやって使うのさ? 何すんのさ!?』

どうやら、バイク(と言ってもスクーター)のことは何にも知らないらしく、マイナスドライバーがあれば何でも開けられると思っている様子。

『レスキューとか無いの? 保険のやつでもいいからさ、』

「はい、無いです。」

『JAFとかも無いの』

「はい、、」

寒いし、雨降ってるし、指も怪我してるし、家にも帰れないし、ショボくれてるし、

『ここに電話して、レスキュー頼むしかないでしょ!』

JBRのパンフを出してレスキューを依頼するよう勧め、早速電話をかけてもらう。

しばらくして、電話を終えた彼にどうだったか聞いてみると、

「一万円前後かかるそうです・」

『うん、この状況で一万円で助けてもらえたら安いもんじゃないですか!』

「・・・でも」

さらに話を聞くと、どうやら彼には一万円という金額が高過ぎたようで、レスキューではなくてカギを壊して開けてくれないか頼んで断られたらしい。

しかも、乗っていたスクーターは自身のバイクではなくて友達のバイク。

『あのねぇ… バイクだからってテキトーなことしてたら駄目だよ

あまりに悲惨なのでJBRに運んでもらって店でカギを開けてあげようかと思い始めてたけど、この時点で消え去った

『とにかく、もう一度JBRに電話して、レスキューしてもらいなさい!』
『一万円で済むなら絶対に安いから! カギ壊すならあなたと持ち主二人で壊しなさい!』


そう言うと、
「わかりました、電話してみます・」

そう言って彼は再び雨の中へ帰って行きました。

その後どうなったかわかりませんが、バイクを知らない人たちにとって、バイク・特にスクーターは相変わらずただのゲタか草履にしか思えていないみたいですね。
悲しい現実です。
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