初心者オフ練

教官1:『どう思います? あの走り、』
教官2:『う~ん、だいぶだらけてますなぁ・』
教官1:『昨夜はかなり呑んだという話ですよ!』
教官2:『ネギの食いすぎかも知れないですよ、異常に喰いますからねぇ、』
教官1:『深酒、深ネギ?ですかっ!(汗)』
生徒1:『まだまだピヨピヨでつから・・・ ピヨピヨピヨピヨ・・・ピヨ』
『ネギぢゃないやい! ワサビだヨ! ワサビよこせぇ!』

教官1:『・・・・(--; つ、次いきますかっ!?』
教官2:『そうしましょう

・ということで??? (^^;
初心者対象のオフロード練習会を開催してきました。
開催場所は鈴鹿ツインサーキット内の未舗装オープンエリア。
今回、鈴鹿ツインサーキット様のご好意で特別にサーキット敷地内のダートエリアを使わせて頂いたわけですが、
狙い撃ちしたかのような寒の戻り、連日の降雪。道中も結構な雪に降られ、路面コンディションを心配しながらのイベント決行でしたが、想像したベトベト最悪の路面とは裏腹に理想とも思える絶妙な路面。
晴れ間はあるものの、時折の強風や一日中パラパラ舞い降りる雪の中、寒さも忘れて初心者をはじめ私自身も存分に楽しく走らせていただきました。
景色を眺めながらの林道ツーリングも、ただただ一生懸命早く走るためのモトクロスコースも、それはそれで楽しいですが、やはり基本は必要です。
どうしてリーンアウトなのか・
どうして足を出すのか・
どうしてヒジがあがるのか・
こればかりは実際に走って体得するしか方法はありません。
理論仕立ての方法では絶対に得ることのできない【感覚】です。
純粋に感覚だけをどんどん吸収できる子供の頃からこういった機会があれば言うことは無いのですが、
不幸にもどこかの新興国と同じように、金持ち至上のクソな体制で縁っこに追いやられたバイク文化の中で大人になった我々にはどうしても理屈が先行してしまいます。
わかっちゃいるけど仕方が無い・
『オフロード、興味はあるけど・・・・』な、そんな人には今回のようなオフ練は、とっても意味のある練習だと思います。
お世話になりました、鈴鹿ツインサーキット様、本日は本当にありがとうございました。
是非ともまたお願いをしたいと考えておりますので更によろしくお願いいたします。
次回開催の際はまたホームページにて告知いたしますので、少しでも興味のある人は恥ずかしがらず怖がらず、どんどん参加して欲しいと思います。
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悲しい出来事

雪の降る祝日の金曜日
夕方の用事に向けてバタバタと仕事のキリを付け、
手を洗おうと外へ出ると、自販機の前あたりで常連のお客さんが何やら立ち話
彼らの目線の先を見ると
! メジロ!
先日の時とは違い、コロリと横になって転がっているそのメジロくんはすでに絶命していました。
手にとって見ると、まだ体温があります。
個体の識別はできるわけもありませんが、たぶん保護して逃がしてあげたメジロくんだと思います。
実は逃がしてあげた後も3度ほどお店のガラス戸のすぐ向こうに飛んできたことがあったのです。
今思うと、お腹を空かして来ていたのかなぁ・・・
古くなったミカン、 捨てるぐらいなら出しておいてあげればよかったなぁ・・・
自然は自然のままに・
それが本当なんでしょうけど、こういう結末になってしまうと何だかとっても切ないです。
毎朝聞こえていたメジロの鳴き声が明日から聞こえなかったら、きっとこの子がずっと店の周りにいたという証明でしょう。
悲しいなぁ
だいぶ前、お店のガラス戸にぶつかって死んでしまったセキレイと同じように、枇杷の木の根元へ葬ってあげました。
オイルのお話

永年他のお店でお世話になっていた、とあるお客さんのバイク。
ヘッドカバーからのオイル洩れで修理。
世に言う、『カワサキ車はこれだからなぁ・・・』 な不具合。
まぁ、この件については私見もありますが、それはまた次の機会にということで。
かなりの数の同じ修理をやってきましたが、このバイクのエンジンの中の、この "色" は初めて!
写真では判りづらいでしょうが、茶色の【粉】がカバーはもちろん、シリンダヘッドの内部全てに相当な厚みで付着しています。
指で撫でると、しっかりと茶色の粉が指先にくっつきます。
オーナーさんに聞いてみると、新車時から約4万キロ、ずーーーっと○社の純正オイルを使用していたとのこと。
『安いオイルじゃないよ!』・だそうです。
エンジンオイルに纏わる同じような話はいろんなところで散々と耳にします。
・○○のオイルを入れたらエンジンが焼きついた・
・△△のオイルを入れたらパワーがあがった・
・☐☐のオイルを入れたらいきなり燃費があがった・
などなど、とにかくあまりに色んな逸話があり過ぎて、散々聞いている身としては何を信じて良いか解らない・
というか、『何も信じない(アテにしない)のが良さそう』・と言うのが正直な結論。
だって、20数年間色んなバイクのエンジンを診て来て思うことは、そんな、オイルが原因で壊れてしまったと思われるエンジンって、ゼロですから!!!
※『オイルが入ってなかった~!』は別ですよ! ねぇ、>>心当たりのある人!? ^^;
ただ一つ言える事、それは
今回のように、ずーーーっと永年同じオイルを使い続けてきた場合は、こんな風に明らかな違いが出る・ということ。
こんな茶色の粉(固形物)が大量にエンジン内部に付着することが有害なのか無害なのか、固形物の正体も何もわかりませんが、他メーカーとはいえバイクメーカーの純正オイルでこんなことがあるとは驚きでした。
とにかく、
自分のバイクのエンジンの中が茶色に染まっている現実を目にしたオーナーさん。
早速に某有名メーカーのエンジンオイルに交換し、茶色の粉を洗い落とすためにEPLを使い続けておられます。
次回、再びこのエンジンの中身を見る機会がありましたら、是非とも中身の"色"を確かめてみたいものです。
きょうのお仕事

年に一度の繁忙期 (^^;な名西カワサキ。
今日は火曜日、週末に溜まったカワサキ屋の部品もドッサリ!
この週末、ちょっと暖かかったせいか、週明けの部品注文も多め。
ちょっと早起きで、見積りとメールの返事を済ませ、バタバタと買い替えのお客さんの車両(ヤマハ)からETC車載器を取り外し、もう一台持込の車載器と2台のETCを再セットアップするための書類を作る。
『なんでココの欄、こんなに狭いのさ!』
『バカぢゃないのか!!!』
書くたびにイラっとくる、ほんっとに実務を知らないバカ役人が作りました候の書式、手が痛くなるくらいの筆圧で書かないとしっかり写らない申込み用紙に、あきらめてジックリと記入を済ませる。
次は、次週登録予定の輸入車の書類作成。
サクッと作りたいのに最近のバイクの車体番号は拓本が採りづらくて仕方が無い(><;
昔みたいに、テープ貼ってエンピツゴシゴシでハッキリ採れたら簡単なのに全然上手く写らないし。。。
しかも、ABS車ときたら車体番号のすぐ横に配管やら配線やら・・・もうやり難くて仕方が無い(TT)
この時点でイライラぴぃ~状態!
逸る気持ちをぐ~っと押さえ、慎重にじっくりと赤いチョークを車体番号に摺りこみ、ペタペタくっつくマスキングテープを長~い車体番号に沿わせて貼り付け、テープに車体番号を写し取る・はずが、2回も失敗!(><)
おかげでバイクの首根っこにはチョークの粉がいっぱい!
やっとこさ用意が出来上がった時にはもうお昼ご飯の時間。
昼メシだけはサクっと済んで、次は郵便局、そして銀行、そしてお買い物、
そして、その足で作製した書類を出しに陸運局。
そして、そして、今度は先週出品して流した(売らなかった)バイクを引き取りに行きがてら、ETC2台のセットアップにオークション会場へ。
『オークションが終わってから』ということでセットアップが終わるまでの間だけしばし休憩
で、セットアップも終わり、流したバイクを積み込んで店へ帰ったのが夕方5時過ぎ。
さぁ、お客さんが帰り、電話も鳴らなくなった時間帯。
やっとスポークの張り替え。
こればかりは、いくら急いでも仕方がない、じっくりと、集中してやらないとそれこそ時間の無駄になりかねない。
振れも規定値以下に押さえることができ、あとはトルクをかけるだけ。(でも実はココからが一番大切だったりする)
ビールでも飲んで夜な夜な完成させることにします。(・o・)
完璧に自己流のスポーク張りですが、明日からはタカミーにもできるようにジックリ教えていこうかと・
何年かかるかな?
忙しいけど、決して急いではいけない仕事ばかり。
バイクの整備は全てがそうです。
集中しなければいけない日々がもうちょっと続きます。